自分で書いた作品について―刻印士の奴隷商生活―

今回は自分で初めて書いた作品の紹介がてら、本当はこうしたかったという話をしていこうかなと思います。

刻印士の奴隷商生活 (syosetu.com)

 

この作品のコンセプトは、作者が読んでみたい設定の物語を書こうと思ったのが一番最初です。

 

奴隷を酷に扱うのではなく、活用し、育てることで、高級な奴隷を作れるのではないかと考えた感じです。それを実行させたのがこの作品。

 

書く際に始めにゴールを決めました。どんなエンディングにしようかなと思って書きました。主治医からも、うつ病の治療にはその方がいいという事だったので、最後に鑑定持ちの奴隷を見つけるというゴールを決めて書き始めた感じです。

 

簡単なあらすじとしては、12歳以降に教会で受けられる儀式によってギフトという技能を貰える世界にて、転生者である主人公が刻印士というギフトを貰います。そのギフトを用いて奴隷商人としてやっていこうと決意するお話です。

 

また、この世界には先天技能持ちがいて、それが世界では認知されていないという世界観となっております。主人公は偶然にも鑑定の先天技能を持っており、転生のお約束として鑑定を使ってみて、偶然にも先天技能を発動させてしまいます。

 

まあその辺はご都合主義で行かないと物語が成り立たないのでしょうがない所なんですが、先天技能を活用すれば、奴隷を高く売れるのではないかと考えて奴隷商人になります。……その辺りの流れは不自然かなあと読み返して思ってます。もう少し理由付けが上手いこと出来たんじゃないかなと思ってます。

 

それで、奴隷に冒険者をやらせながら、魔法治療院をやりながら奴隷商館を運営していくという話の構成でした。

 

30話で終わってますが、終わるつもりはなかったんです。もっと長く続ける予定だったんです。それが出来なくなってしまったわけですね。

 

原因は解ってます。登場人物の出し過ぎです。人数管理が大変で、初めて奴隷を貴族に売ったところで終わりとなってしまいました。

 

作者はLibreOfficeWitterを使っているのですが、それで管理をしていた結果、作者の限界が来てしまい、頓挫してしまったので、急遽最終話を差し込んだわけですね。

 

本当はもっとクランを軌道に乗せたり、貴族とのやり取りをさせたかったんですが、途中で挫折したわけです。

 

消化不良なんですが、もう一度書こうと思いたい設定なので、何とか人数を減らしながらなんとかならないかなあと思っているんですよね。

 

今だともう少しましな話になるんじゃないかと思う訳です。

 

それか、設定を丸パクリしてもらってもいいので、長く書いてくれる人はいませんかね? 書いてくれるんなら是非読みに行かせてもらいます。

 

奴隷というダークな側面を面白可笑しく書けるように精進していきたいですね。文章は本当に難しい。

 

もし、大量の登場人物を管理できるツールがあれば喜んで使うんですが、見つけられていないんですよね。

 

何かあったらコピペ出来て、って色々と考えていくとツールが無かったんですよ。見つけられてないだけなのかもしれないですが。

 

私の作品にはダークさが足りないと言われたこともあるので、その辺も力を入れていきたいと思ってるんですが、ダークな話を書く技量が中々つかないものですね。

 

そんな訳で、もしかしたら似たような設定で再挑戦するかもしれません。今は別の作品を書いているので、それが完結してからになるとは思いますが。

 

……同時に2つの話をかけないんですよ。1人称の作品となっているのも、技量が足りないからなのに、複数の作品をかき分けるというのは今の私には無理です。容量がパンクしてしまいます。

 

今書いているのは4作目なんですけど、終わりを決めなかったので、多分長くなるんだと思うんですよね。

 

コンセプトは2作品目に似ているんですが、2作品目よりは書けてます。面白いのかどうかは別として。

 

そんな訳で、誰かこの作品の設定に近い作品を知りませんか? もしあるんなら読みたいので。途中で更新が途絶えていてもいいので、感想なんかで教えていただけると幸いです。

 

では、これにて。雑記になりましたが、今回はこんな感じです。ここまで読んでくれてありがとうございます。

 

作者にパイを投げつける。