今回は紹介してもらったけど、すでに読んでた作品。これも書籍化されたんだよなあ。ボリュームもたっぷりだし、毎日更新だし、番外編もあるしでよく頑張ってるなあと思う作品です。
ゲーム世界転生〈ダン活〉～ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を 〈はじめから〉プレイする～ (syosetu.com)
ジャンルとしては異世界転生もの。ゲームの世界に転生するといった割とありふれた内容になってます。ゲームの知識をフル活用して、最初から現在までひたすらに駆け抜ける作品となっております。
あらすじとしては、ゲームの世界に転生した主人公が迷宮学園に入学して勇者というジョブについて最強になっていく話となっております。
が、勇者という特別なジョブになるには色々とやらないといけないことがあり、入学前から色々とやらかします。
手始めにサブクエストから始まるのは、ゲームの中に転生する他の作品とは違うところなんじゃないかと個人的には思ってます。学園に入学する前からすでにゲームは始まっているといった感じで活動します。
そして、ゲームではできなかったことも、リアルならできるという事で、制限が取っ払われた世界で、ゲームの知識を披露しつつ、ひたすらに強くなるために活動していくんですが、これがまた忙しい。
1話1話の内容の進み具合がものすごく遅い。もうすぐ800話に差し掛かるんですが、まだ1年経ってない。内容もりもりとなっております。
なろうの仕様上、文字数は予約投稿分もカウントされるので、どれだけの文字数なのかは分かりませんが、200万字は多分超えてると思います。予約投稿が凄まじい量あれば分かりませんが、多分あると思います。
そしてなんといってもジョブの豊富さ。1000以上もあるというジョブ、それから貴族でないと就けないジョブ、上位職の量を考えると凄まじい量になるジョブの管理が大変だと思います。
まさか全部のジョブを設定しているなんてことはないでしょうが、それだけ選択肢があればまず管理が困る。ジョブの管理や学園にいる生徒の管理をいったいどうやっているのか。
登場人物も本当に多数出てきます。主人公はギルドを立ち上げることになるんですが、一番大きいギルドが50人まで在籍できるんですよね。という事は、少なくとも50人のジョブ、ステータス、スキルツリーその他諸々を管理しないといけない訳で。
どうやって管理しているのかを知りたいくらいには人が出てきます。名前付きの登場人物でさえ、すでに100人は超えているんじゃなかろうかとの勢いで増えて行っています。マジでどうやって管理してるんだろう。
ともかく、話もまだまだ序盤なので、今後どうなるかは分かりませんが、とりあえず、大きなイベントが控えているのは解っています。主人公のジョブのせいですね。多分。
あらすじとしてはこんな感じ。ともかく人数が多くてわちゃわちゃやってるんですけど、1日の内容が濃いので本当に進みが遅いです。最終的にはどんな大作になるのか楽しみですね。
感想としては、読んでて駆け抜けている爽快感があっていいですよね。純粋にこのゲームが好きな人が転生したんだなと解る作品です。
ハーレム気味なところもあるんですけど、主人公が女っ気がなさ過ぎてハーレムに感じない点が私的には良かった。ハーレムは読んでいて苦しくなってくるんですよね。何でなのかは知りませんが。
そして、なぜかある掲示板パート。普通のゲーム内転生だとあり得ないんですけど、学園の情報ツールとして掲示板があるせいか、掲示板パートがある。割と楽しく読ませていただいております。
何より、登場人物のほぼすべてが個性的。会話で誰がしゃべってるんだろうってなることが殆どない。こんだけ登場人物がいて描き分けるスキルは半端じゃないと感じました。
読んでない方は是非とも読んでもらいたい作品です。読みやすいし、更新は安定してるしで、文句なしと思います。私もこんなふうに書きたいな。
以上となります。ここまで読んでくれてありがとうございます。また次回よろしくお願いします。
