最近読んでる作品ー学園騎士のレベルアップ! 〜 レベル1000超えの転生者、落ちこぼれクラスに入学。そして、ー

これも読んでた。最新話まで読んでますよ。更新が無いから読みたきゃ書籍を買ってくださいねってことなんだけど、買うまでは意欲が起きなかったんだよなあ。

学園騎士のレベルアップ! 〜 レベル1000超えの転生者、落ちこぼれクラスに入学。そして、 (syosetu.com)

 

異世界転生ものです。好きですよ。毎回言いますけど。自分でも多用してますしね。だって動機やら何やらが楽なんだもの。現地主人公だと導入を考えないといけないじゃないですか。他の人がどう思っているのかは知らんけど。

 

で、チートは有り。この世界ではぶっちぎりのチート持ち。それが有ったら苦労はしてないと言いたくなるようなチート持ちです。しょうがないね。そう言う話みたいだし。

 

それでもまあ、落ちこぼれクラスに行くんですけどね。そう言う仕様みたいだし。別にその辺はストーリー上の都合でしょ?問題なし。

 

あらすじとしては、転生していい天稟を貰ってちょっと頑張り過ぎた結果、落ちこぼれクラスに入学することになった。

 

そこで、なんだかんだとちょろっと発破をかけられて落ちこぼれクラスで頑張ることになるという話。落ちこぼれクラスの存在意義なんてものは作中ではまだ語られていない。そのうち語らないといけないと思うんだけど、いつになるのやら。

 

で、なぜかテストの点が悪ければクラスの10%を退学にできる権限を教員が持っていると。何で?純粋にそう思う。何で?そこらへんは説明してくれると嬉しいな。

 

教員は職務放棄をしているので、自分が先生になり指導するしかねえ。そうなりクラスを導いていきます。自分が退学しないために。そして何故か、退学のハードルはどんどんと上がっていくんですけどね。

 

感想としては……結構惰性で読んでました。正直なところ。更新も遅いし、途中下車も十分にあり得ます。

 

純粋に何でが多すぎるんですよね。その辺が解らないと読んでいてもやもやが取れないんですよ。平民1人にそこまでする必要ある?ってくらいの設定なんですよね。

 

私だったらこの設定を作るんだったら、1年で退学にさせてから、自分の天稟を使って軍隊を組織して国を落とさせますかね。そこまでダークな内容にしてもいいんじゃないかなあと思います。

 

それか他国に渡って自分の天稟の話をして学園のある国を落としても面白そうですよね。そっちの方が楽しいかなあ。どうだろう。

 

あの設定だと、貴族社会が腐りきっているので、貴族の虐殺行を行いますかね。そっちの方がカオスで楽しそうな気がします。R15で納めるのは納めるとして。

 

書籍化もされているんですけど、世界観の練り具合が足らないような気がしてならなかったです。騎士志望も安定した給金が欲しいってだけですし。あの天稟を使えば安定収入なんて簡単なので。騎士にこだわる理由がそこまでって感じでしたね。

 

後付けでもいいので、設定はしっかりしていないといけないと思いましたね。惰性で読んでたけど、これと言って特徴があんまりない。キャラクターは良いんだけど、ストーリーがちょっとって感じかなあ。

 

書籍化されている作品を酷評てのも何なんですけど、自分で感じたことを素直に書いているつもりです。その辺は誰に何を言われようとも変えるつもりはないです。

 

面白くなかったら面白くないといえばいいと思います。私の感想にも正直に書いてくれて結構なので。面白くないなら何でかを考えますので。できるだけ何で面白くなかったかを書いてくれると助かりますが。

 

ともかく、この作品は大部分の貴族が腐っているのにも関わらず、王族が何もしていないのがよく解らなかったんです。無能であるならば他国から内通されるなどの有事も起こしていると思いますしね。

 

そうなれば一部のまともな貴族が黙っていないと思うんですよ。何故行動しないのか。現状維持を望むのは無能だと思いますので、有能な貴族であれば、切り捨てることくらいはすると思いました。

 

そして、主人公を退学させたいのならさっさと退学にさせるか、暗殺するかなりすればいいと感じてしまった。スキルがあるこの世界。暗殺業の仕事がなくなるわけがない。何でしないのかが解らない。無能であるほど暗殺という手段に行きつくと思いますね。

 

そして、学園全体が殆ど敵のような感じなのに主人公を辞めさせられない理由が解らない。それを止められるほど王族に権力があるならもっと何とかなってると思います。半分傀儡のような感じだから今のような状態になっているとしか思えないんですよね。

 

貴族の派閥抗争や内紛、国外の情勢その他諸々の設定が無い様に感じました。だからキャラクターが幾ら立っていようと疑問が残り続けるんだと思います。もう少し設定を練れてれば違う話になっていると思うんですよね。

 

設定があいまいだと、話を書くごとに増える設定のせいでがんじがらめになりだんだんと書けなくなっていくんですよねえ。今私も痛感してます。なのでこの作者さんも設定甘目で書いてるんじゃないかなあ。更新が滞っている原因はそこじゃないのかなあ。

 

他に理由があったり、設定が細かく作られているとしたら、読み手側の私が読み取る力が無かったんでしょう。感じ取れなかったわけですから。それは私自身が悪い。未完の作品なので、これから書かれて行くのかもしれないですけど、破城してそうな気がするんですよね。

 

今回はこんな所ですかね。キャラクターは良いんですよ。よく立っていて、分かりやすく書かれています。背後設定なんですよね。貴族を出すと痛感するんですけど、背後設定ガバガバだと書きづらくて堪りません。

 

私の作品は貴族が前面に出ることが無いですけど、一応設定は練りました。文章には残しませんでしたけど、関係はあるので簡単にですけど設定は作りました。作らないと書くと矛盾すると思ったからですね。

 

更新が遅いのは仕事が忙しいからなのか、他の作品が忙しいのか、設定ががばって書けないのかどれかは知りませんが、も少し更新してくれると嬉しいですね。

 

キャラクターの書き方の勉強にはなるので読ませてもらってます。今後、どんな設定だったのかの説明があると大変うれしいです。

 

さて、ここまで読んでくれてありがとうございました。また次もよろしくお願いします。私の作品についての酷評も残していただければ何が悪いのか考えますので、残していただけるとありがたいです。是非に感想欄に詳しく書いてください。

 

 

キャラ立ちはしてるからそれ以外が目立つんだよね。