薬が切れてる。今日は年度納めがあったんですよ。

タダ飯だと思ったか?残念。毎月1000円の奉納があってこの会は開かれております。残業1時間分ですよ。毎月残業をしたいです。でも出来ないんだよな。残業のネタがないんだから。残業のネタがないのに残業出来ないじゃない。今日だって5話書いてたんですから。転生龍は難産なんですよ。書くネタに困っている状況。状況が大きく動かなくなってしまったからな。安定期に入ったんですよね。

 

内政的には安定期に入ることは良いことなんですが、書く方としてはネタが無くて困るんですよね。とりあえず、人口が増えるまで放置する段階。シムシティでいう家がにょきにょき生えるのを見ている状況な訳です。産業もとりあえずは育ちましたし。第3次産業が育たないのは共産主義を取っているからな。それは仕方がない。そう言う制度なんだよ。共産主義は。1次産業と2次産業には強いんだけどなあ。

 

資本主義とは相容れない考え方ですのでね。仕方がないと言えば仕方がないんですよね。今さら転向するのも何なので共産主義で突っ走りますが。共産主義はサービス業が育ちにくい社会構造だからなあ。どう考えてもこうなるのは目に見えていた。が、最初から資本主義を導入できるのかと言われたら無理だから。資本主義にするとですね。色々と齟齬ができてくるんですよ。格差ができてくるんですよね。

 

それを良しとするのが資本主義なんですが。異世界の人口を増やそうって時期に資本主義を導入すると碌なことにならんのです。資本主義はある程度教育が整わないと取れない社会制度です。資本の力を理解させないといけないですからね。そうなると貧富の格差が産まれる訳ですが。ただ、共産主義も皆貧しいとなってはならないので難しい所ではあるんですが、人口を増やすんだったら共産主義の方が増えるんだよね。

 

資本主義社会は基本的に資本が無ければ何もできない社会ですから。現代日本はどうかと言うと、資本主義が65%、社会主義が35%くらいですかね?そう言うイメージなんですが。アメリカさんは資本主義100%をいっている感じはするんだけど、日本は色々と混じっていると思いますよ。混じっていて丁度いいとは思いますけどね。極端に振れ過ぎると社会が極端になるからなあ。

 

まあ小説の中では王権制だったり貴族制だったりすることが多いんですが、うちの小説の中では共産主義を推して行きますのでね。皆が中流階級を目指す共産主義ですが。独裁も独裁者がまともであればまともに機能するんですよね。響きは悪いですが。中国のイメージが強すぎるんだよな。特権階級が金を持たなければ共産主義は機能するんです。現実では絶対に無理な事なんですが。腐敗はどうしてもあるからな。

 

珍しいんじゃないかな。共産主義を推している小説というのも。異世界だから出来る事であって、空想だから出来る事であって、種族が違うから出来る事であって。人間同士では絶対に出来ないからな。腐るに決まっているじゃん。独裁が許されるのは聖人君子による独裁であって欲望まみれの人間が独裁をしたらどうなるのかは中国を見ていれば解る事です。現状余りよろしくない。ちょっと不味いモードに入っていると思う。

 

共産主義は理想ですけどね。理想的過ぎて在り得ないんですよ。ただ、資本主義と違ってサービス産業、第3次産業は育ちませんけどね。1次産業と2次産業に特化している社会制度ですから。後は軍があれば権力の集中による独裁の面が大きくなるんだが、あの世界に共産党が無いってのと、軍隊が無いってのがまずありえないんだよな。共産主義になるんだったら絶対にある要素が無いんだもの。

 

理想的な共産社会が形成されていると思いますよ。皆等しく中間層。食うに困らず、働くに困らず。皆がサボると亡びるけれど、教育でそれをなしている感じの社会。これぞ理想的な共産主義国家。礼賛はしないけどな。でも、主義自体は嫌いではない。共産党と軍隊が付き物ってのがネックなだけで。それを無くし、教育的指導により勤勉に働く国民が居れば理想的な共産主義社会が形成できる。現実にはあり得ないが。

 

だから小説の中では商人が出ないでしょう?一応各産業の店は有るけど、商人が居ないのはそう言う事。理想的な共産主義をなしていくと商人がいなくなる。商人は資本によって動いているからな。共産主義の理想を追い求めると商人はいなくなる。特に鎖国をしている場合はね。物資の運搬をする国民が生まれるだけでそれは商人ではないんですよね。運んでいる対価は国から出ているんだから。

 

まあ共産主義95%、資本主義5%って所でしょうかね。冒険者は資本主義寄りの制度だからな。まあこんな所でしょう。理想の共産主義が物語の中でくらいあっても良いとは思うんだ。単純に貴族制や王権制に飽きてきたわけではない。社会制度をどうするのか考えていくと、理想的に共産主義を行えばいいんじゃね?って結論になった。共産党も軍も無ければ理想的な共産主義国が出来上がると思ったから。

 

今回はこんな所で。貴族制から資本主義はまあ解る。貴族制から共産主義には行かんでしょうとは思うんだよな。一党独裁にならないんだよな。派閥が別れすぎて。複数党が出来上がるんだよな。共産主義にはならんでしょうと思う訳です。考察の仕方次第だろうとも思うんだけどね。失敗例が元アンベマリノ王国だし。あれは貴族制から共産主義に移り変わろうとした結果があれ。崩壊するしかなかったんだよね。

 

まあどこまで現実に寄せるのかって所ではあるんですがね。現実的にそうはならんだろうって事にはあんまりしたくはない。けども理想的にやり過ぎてもなんだかなあという感じがするんですよね。程よくファンタジーしてたい。上手くいく共産主義はファンタジーだから。あんな制度上手くいくはずがないんだから。絶対に腐敗する様に出来ているんだ。人間だもの。仕方ないね。

 

ここまで読んでくれてありがとうございます。理想的な共産主義社会は人口が増えるぞ。そういう教育も施せばばっちりだぞ。人口が加速していくぅ。途中で止まるけどな。スラムが出来ると人口は緩やかに停滞気味になる。住居が無いんだもの。増えるにも増えないよな。多分だけどね。でも住居は一気には増やせないしね。どうするんでしょうね。多分平気で100年くらい飛ぶようになると思うんだ。次回もよろしくお願いします。

理想的にしようと思うと人間では無理なんですよ。