魔法の設定も面白いし、色々といい所が沢山あったんだけど、400話で途中下車した。結構読んだんだけど、結構惰性で読んでた感。
異世界の貧乏農家に転生したので、レンガを作って城を建てることにしました (syosetu.com)
ジャンルとしては異世界転生もの。好きなので読んでます。日本から異世界への転生ですね。魔法を使ってなり上がっていく作品になってます。
後は戦記物って感じですね。最初から割と戦ってばかりのような気がします。途中までしか読んでませんが。戦争がメインなのかなと思ったりもした。
私は内政もので検索してヒットしたので読んでいたんですけど、うーん。ちょっと肌に合わなかった。設定なんかは面白いし、戦記としても出来のいい作品だと思って読んでたんですけどね。
あらすじとしては、貧乏な農家に転生した主人公が、なんとかして魔法を使えるようになり、金策をしながら魔法でなり上がっていく話。
魔法についても色々と設定が練られていて、教会で洗礼を受けると生活魔法が使えるようになるのですが、自分で魔法開発もできると。その辺は面白いなと思いました。
村から領主、国へと成り上がっていくんですけど、展開は早め。400話でまだそこまでの歳なのにそんなに早く攻め上がるかってくらいに戦争をして勝って行きます。
とりあえず、北を併合した辺りで国と名乗り、南へと遠征をしていくことになるんですけど、この辺で途中下車をした記憶なので定かではありませんが。
何というか、内政ものを見に来たはずだったんですよ。それが戦記物だったわけですね。序盤は面白く読んでいたんですけど、内政の方がちょっとね。
がっつり内政をする話なのかなと思って読んでいたので、だんだんと読む気がなくなっていった感じです。タイトル的には城を作るのか。内政はどんな感じで進めていくんだろう。と思っていたんですけど、タイトルはかなり序盤に回収され、それの続きって感じがしてました。
感想としては、途中下車をしたところ辺りからこれじゃない感がするようになってしまったんですよね。求めていたものと違ったなあといった感じでしょうか。
内政も特に苦労もなく、ああだこうだする以前に解決してしまっていた感があるので何とも言えません。
合金も何とも苦労が無く出来上がっていくし、戦力も整っていくし、負けなしだし、なんだかなあといった感じなんですよね。
ご都合主義が強すぎたのかなあと思います。こんな簡単にはいかんやろと、言いたくなるような感じがしたんですよね。
戦記物としてはまあいい作品だとは思ったんですけど、求めてるものは内政だったんですよね。あんまり内政感は無かったかなあ。ほんと序盤くらい?
割と苦労しないといけないところが、簡単にブレイクスルーされてしまっているので疾走感は有れど内政をしているといった感じではなかったかな。
解るんですけどね。人の寿命の中でやらないといけないんですから。でも合金なんて配合の比率から熱量の加減、触媒の種類となんやかんやと30年程かかりそうなもんなんですけどね。その辺がほぼ一瞬でしたからねえ。
材料あった、合金にしましたまでの作成の苦労などがほぼすっ飛ばされてしまっていたので内政とは何だったのかと言いたくなるような感じでしたね。
主人公1人でできることは限られていますので、その道のプロに任せるのは良いんですよ。試行回数が少ないのが何とも言えない感じでしたね。
内政なんてものはすぐに成果が出るのもではないとは思うんですよ。直ぐ結果にしないと物語が進まないだろうというのは置いておくとしてですよ。もうちょっと何か欲しかったんですよね。
そんな訳で惰性で読み続けていたんですけど、ついに止まってしまったのが400話。1000話を超えてる作品なのでまだ半分もいってないんですよね。
解っちゃいるんですよ。自分の求めているものの方がマイナーな物だってことは。成龍も内政ものですが、多分他の人の作品と時間軸がずれているとは思いますよ。求められていることはそうではないとは思っているんです。解ってはいるんですよ。
でも、1つくらいは自分にぴったりと合う内政ものを見つけたいですね。自分なりに面白いと思うものは書いていくしかないとしても。自分の発想の中でしか動かないものほど面白くないものはないんですよ。
展開としては、知らないことが出てきて欲しいじゃないですか。面白い設定に当たりたいじゃないですか。自分で書いて自分で読むのはちょっとね。違うんだよなあ。
今回はこんな所ですか。戦記物としては面白い作品だと思ったんだけど、最初の方の内政要素がほぼ無くなりましたからね。富国強兵の富国の方を読みたいんです。私は途中下車でしたが、ここまで読めばもっと面白くなるよと言ったコメントもお待ちしております。気が向いたら頑張って読み進めるかもしれません。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。また次もよろしくお願いします。