TRPGは一時期ハマってました。タンク寄りのビルドが好きです。この作品だとアタッカーポジションの作品だけど、面白くていい。
【コミカライズ連載開始】TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す ~ヘンダーソン氏の福音を~【書籍1~6巻発売中】 (syosetu.com)
ジャンルは異世界転生もの。TRPGのような世界に転生します。で、やることと言ったらマンチスタイル。ルール至上主義の世界へ突っ込みます。
私の友達にもいましたよ。木の扉と聞いた瞬間に筋力判定をしようとしてきたやつ。器用判定しろよと言ってやりたいが如く。
そして文章が語り部口調なのがまたTRPGっぽい。私には1人称しか無理ですね。色んな視点が織り交ざっている作風になってます。
あらすじとしては、色んな事をして貯まる熟練度が何でも振り分けられるというチート仕様の話にはなってます。例えば木工をやって貯めた熟練度を剣術に振り分けられると言ったような仕様になってます。悪用してくれと言わんばかりの仕様ですね。
それでも俺tueeeとはいかず、毎度毎度死ぬ寸前まで行きながらもなんとか生きているといった感じでしょうか。チートだといっても所詮は人類。キャラシの如く軽い命です。毎度よくあんな死闘を書けるなと思う次第です。
今読んでるところでは足が飛んで戦闘終了。即治療といったところです。治療もそろそろ終わりになりますが。次はどんな話になっていくのでしょうね。
閑話も面白く、もしあの時この選択肢を取ったらというのが書かれています。キャラシがNPC行きになるようなお話ですね。いわゆるノーマルエンド。本編はトゥルーエンドを目指して行ってもらいたいものです。
感想としては、リプレイを臨場感たっぷり仕様にして読んでる感じです。文章も他の作品とは違った語り部口調というのも面白い。私には真似は無理ですね。
……安牌を攻めるようになってきたよなあ。面白いんですけどね。作品として完成されていますから。安牌ではあるんですが、安牌を2失策したからね。これは読めてるよ。面白く読ませていただいてます。
欠点……という訳でもないですけど、語句が豊富なので、偶に調べないと解らない単語が出てくるといったところですか。私の頭がポンコツなのがいけないんですよ、はい。
そして何より書籍版も書下ろしが多くて嬉しい。書下ろしは嬉しいですよね。買った甲斐があるってもんです。応援すると決めた人のはなるべく買うようにはしてますが。そして散るお金。でもしょうがないと思うんですよ。面白い作品には投資する、私はそうしてる。
こんな所ですかね。コミカライズの方は未タッチなので今度はそっちにも手を出そうかなと思っている次第です。なろう版でも十分に面白いけど、それはそれ、これはこれ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。また次回もよろしくお願いします。