読まれる小説って何なんだろうね。伸び悩んでる人はおやつに分類される。

あんまりよく解ってないんだけど、読まれる小説の条件って何なんだろうなって話です。自分なりに考えていきます。まあ答えが出れば誰も苦労はしないんだけどね。考察することに意味があると思いたい。今回のは思考の垂れ流しなので、読んでて、ん?ってなるかもしれんけど、よろしくお願いします。

 

まず、私が出来そうなことってとりあえず食べ物で例えることができそうな気がするので、食べ物で例えようかなと思います。得意かどうかは解りません。まだ考えてないので。今から考えます。書きながら考えます。

 

読者が何を求めて読んでるかに寄るとは思うんです。朝飯かランチかディナーかおやつか夜食か。何を求めるかで書き方が変わってくるんじゃないでしょうか。私ファンタジーしか書いてないのでファンタジー視点で見ていきますが。

 

まず、短編。これは朝食かおやつですよね。さくっと読めてすぐ完結する。短編って完結しているから読みやすいんだと思います。でもちゃんと起承転結を求められるんじゃないかと思うんですよね。食べたいなって思えるまで調理されているか。最低限カットされているかそれが求められるんじゃないかな。

 

練習には良いですよね。多分だけど、フルーツのカット感覚なのが素人の書く短編で、スープに小皿3品くらいで出てくるのがプロの短編なんじゃない?読みたいなって思わせるのは匂いかパッケージ、タイトルですね。長くてもいいから面白いタイトルが求められるんじゃなかろうか。ちょっと食べてみるかって思う匂いとパッケージが必要なんじゃないかな。

 

短編はこんな感じかな。短編で有名になりたいなら数を熟さないと無理でしょうね。このメーカーのお菓子はいつも美味しいと思ってもらわないといけないんだと思います。解らんけど。短編って書いたことないし。

 

続いて連載。連載はどれにでも当てはまるとは思うんですよね。どれにするかで全然違ってくるとは思うんですけど。

 

まず朝食、文字数はそんなに要らないと思います。1話1話500~1000文字くらいでいいんじゃないかな。忙しくてもとりあえずさらっと読める様にしておいて欲しいです。もうちょっと食べたいかなって程度で押さえておくのが良いんじゃないかな。

 

話の進みは遅くていい。むしろ遅い方が良い。1日1日を大切に使う感じで。リアル10~20日で1日過ぎればいいかな。忙しくても読めてまだちょっと物足りない。そんな話が読まれそうな気がする。多分最終的には1000話クラスの話になっていくんじゃないかなあ。

 

そして昼食、昼休み1時間で読めればいいと思うので、1話2000字~20000字くらいがいいんじゃないかなあ。私の作品はここに当たると思うんですよ。さらっと読めるんだけど、1話1話味付けをしておいて欲しい。私の場合は日替わりランチ、1話である程度完結する形式。朝飯と違って読んだ感が欲しい。そんな作品。

 

そして朝飯と昼食に重要なのが、毎日もしくは定期更新すること。ともかく始めのうちは毎日更新する。文字数を重ねて行った方が読み手が増えると思ってます。追いかけやすいのもこういう形式の作品だと思うので。読み手の時間を使わないで、途中で読み止めることができる文字数が良いんだと思います。

 

で、おやつ。おやつは一番難しい形式だと思うんですよ。大抵の書き手はおやつに分類されていっているんだと思います。不定期更新。その時々によって文字量が変わる。タイトルで味が解らない。こんな感じの物がおやつに分類されてしまっているのではないのかなあ。

 

買い物に行って余裕があれば買ってみるかとなる作品。小腹が空いたけどちょっと冒険したい作品。ここに分類されてしまっている作品が多いんだと思います。多分だけど、ちょい直しや全体路線の修正作業が多い人はここに分類されると思ってもらっても良いと思います。

 

数自体は多いから目に留まらない。好みも分かれる。リピーターをつかむのが難しい。旬がある。多分おやつのゾーンがボリュームゾーンになると思います。ここに投稿すると多分伸びない。はじめからおやつでは多分伸びないと思います。

 

それこそメーカーで選んでもらうしかない。この作者のなら美味しいだろう。と思ってもらわないといけない。そう思います。でも知らないで書くと、多分ここに入るんだろうな。私のも1作目と2作目はここに分類されそう。

 

で、問題はタイトルですよ。味が解らないタイトルを付けちゃうと全くダメなんだと思います。小説の本数が少なかった時代はいいとして、ここまで多くなるとタイトルである程度の味が解らないと手に取って貰えない。

 

ビスコ」って商品があるじゃないですか。名前で味が解りますか?解らんと思うんですよ。でも「ビスケット」って書かれるとああってなるじゃないですか。商品名で味が解らんお菓子を買うのかって話ですよ。パッケージがあれば別だけど、小説は商品名だから。挿絵を描ける人は1話から書こう。多分読まれる確率が上がります。

 

じゃあ詳しければいいのかって話になる。「ビスケット」はシンプル。解りやすいね。「おばあちゃんのビスケット」これは昔懐かしの味なんじゃないかなって想像力が働きますよね。「おばあちゃんが朝ごはんに焼いたビスケット」昔ながらの味で、あっさりと食べられるのかなって思いませんか?「おばあちゃんが朝ごはんに子供が大好きな焼いたビスケットを作った」ここまでくるとさらに子供向けなのかな?って思う様になるが、ここまで必要かって思う人も増えてくる。「おばあちゃんが朝早くに起きて朝ご飯に子供のマリオ君が大好きな焼いたビスケットを作って喜んでもらった。マリオ君は喜んでそれを食べた」……ここまでくると何がいいたいんだ?ビスケットじゃいかんのか?って文句を言ってくる人が確実に現れる。長文タイトル警察が出てくる。

 

長いタイトルが受けると思っている人もいますが、多分おやつには向きません。長いタイトルを使いたいなら夕食、ディナーだと思うんですよ。

 

夕食は長いタイトルでも大丈夫。でもある程度の技量を求められると思いますよ。素人が面白半分で長文タイトルを使ってこけるのはここに引っかかってくるからなんじゃないかな。ディナーを求めて買ったらおやつだった。要らねえ。そうなるような気がします。

 

夕食は話の起承転結をもろに求められます。前菜から始まってメインディッシュに至るまでの道筋を求められているんです。長文タイトルが許されるんだと安易に思わない事。コース料理のお品書きってここまで説明要る?って場合があるじゃないですか。あのレベルを求められているんだと思った方が良い。

 

そして夕食を食べるタイプは2タイプ。コース料理を食べたい人と、何でもいいからがっつりと食べたい人。この2タイプいると思うんですよ。完結作品を読みに行く人はここに入ってくると思います。ある程度の文字数をがっつりと読みたい人。だから文字数がある方が良いというのは本当だと思う。そういう層も一定数いる。文字数で下限を決める人が。

 

がっつりタイプは更新頻度とかはとやかく言わない。文字数が多ければ多いほど読みに来てくれると思ってます。だから結局は毎日更新して文字数を稼ぐか、ゆっくりでも良いから積み上げるかの2択になるんじゃないかな。割とね、面白さを求めるというよりは文字を読むことを求めている人が多いんだと思うんだ。なんでもいいから読みたい人。多分素人には一番来て欲しいタイプの読者ですね。でもたぶん不味いと不味いっていう感想を残されます。

 

コース料理を食べたい人は起承転結がしっかりとしている作品、味に波を求めてきます。あっさりしたものから口直しまで求められるんだと思います。ここに分類される人は1話から5話位まで読んで帰るパターンが多いと思います。オードブルがなってねえで帰られます。この読者を捕まえられるようになれば作家として食っていけるんだとは思います。前菜を作ることから勉強しましょう。

 

最後は夜食。頭を使わないで読みたい人向け。クオリティーとしてはカップ麺を求められます。1日の最後ぞ?不味いものなど食いたくねえ。安定を求める志向があるかと思います。テンプレを読んでくれる読者層です。ここの人は大抵偏食です。同ジャンルばかりを読み漁ってる人だと思います。固定客としては少ないですが、着いてきてくれる人だったりコメントをくれたりするのもこの層じゃないかな。

 

こんな感じでどうだ?多分おやつのカテゴリに入ってしまっている人が伸び悩んでる人なのではなかろうか。朝飯か昼飯を作っていくのがまずは一番なんじゃなかろうか。多分そう。きっとそう。私の食べ物分析だとこうなります。

 

他の人の分析も読んでみたいな。聞かせて欲しいな。どう表現するだろう。面白い解説とか読んでみたい。自分の作品に当てはめてみたい。そう思います。

 

今回はこんな所で。結構書いたな。小説1話分以上は書いたな。でも分析はこんな感じ。私はランチをメインに作っております。多分読者層がこの辺なんだろうと思ってる。多分毎日更新を辞めるとPVが一気に減ると思いますね。隔日とかならついてきてくれるんだろうけど、不定期更新だと着いてきてくれないと思ってる。だから頑張って書きますよ。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。何処まで合ってるのかは知らん。でも自分がおやつに分類される人、朝食か昼食にシフトしてみません?多分固定客が伸びると思うんだよね。多分だぞ。鵜呑みにはして欲しくないけど。

 

メーカーで選ばれるようになれば一人前の作家でしょう。そこまでは流石に求めてないけど、今回結構長いこと書いたな。ではまた次回もよろしくお願いします。

おやつは種類も多いからな。