おススメされて読んだ作品―俺のロボ―

SFの作品となっております。基本的にハイファンタジーを読み漁っている私にはなじみがない作品でもある。こういうのってオススメされない限り読まないからなあ。とりあえず、最終話まで読み切ったので報告がてら感想を書いて行きますよ。

俺のロボ (syosetu.com)

 

あらすじは、ブラックオブブラックな企業で社会人をやっている主人公。その主人公がハマっているゲームがある。ゲーセンに行き、コックピット型の大型筐体に乗り込み、1プレイをして帰るのが日課となっている。

 

何でもそのゲームは難易度がかなりやばめの設定で、最初は立つことさえもできないような操縦難易度となっております。ハードルが高すぎる。それでいて1プレイ500円と中々に財布にダメージを与えてくる。乗りこなせれば、プレイしたスコアポイントでゲームが出来るとはいえ、初期投資が馬鹿にならない。

 

恐らくはプレイ人口は少ないと思われる。ただ、そのゲームには有名な資本家が付いている。その資本家がゲーム大会を開いた。当然のように主人公はそのゲームの大会に参加する。そして、勝ち進んでいい所まで行くんだが、何かそこから運命の歯車が狂いだしていきます。

 

あらすじとしてはこんなもん。ざっくりとネタバレ抜きである程度の所まで読んだって感じの所で終わらせておくのが吉な気がした。色々と言いたいことは有るが、ネタバレになるもんな。そんな訳で、こんな感じの作品となっております。

 

感想としては、1話が長いので読むのに体力を使うって所でしょうか。100話ちょいで100万字、結構なボリュームです。もうちょっと分けてくれていると私は読みやすいかなあと思ったりもするんだが、それだと話のつながりが弱くなるからあれでいいのかもしれない。その辺は好みの問題だと思います。

 

最初はジャンルを間違えてないかなあとも思ったんだよね。ジャンル的にはSF?空想科学?って感じで読み進めてました。ローファンタジーでもないし、VRゲームでもない。純文学って感じでもないし、コメディー路線でも無さそうねって感じでした。読み進めていくと、ああ、そう言った感じで空想科学に持っていくのかって感じです。宇宙でもあながち間違いではないが、空想科学で合っているんでしょう。

 

内容としては……どこまで言って良いのかが解らんですよ。壮大なネタバレをしそうで話しづらいですね。プロットはしっかりとしたものがあるんだなってのが解る作品でしたね。そこにつなげるために、ネタバレしない様にゆっくりと進めていく感じはプロットがしっかりとしている作品だなって感じました。

 

世界観もしっかりとしたものがあったし、ちょっとそれはやり過ぎでは?って感じるところもありましたが、話の筋は通ってる。最後の方はちょっとばかり超人的な要素があったりもしましたが、終わりとしては何とか。まだ書けるよなって所で終わっていましたが、あれくらいがちょうどいい引き際だったんじゃなかろうかと言ったところ。あれ以上は私が読めない可能性があったので。

 

世界の構築なんかもしっかりとしていたし、時代がどの辺かというのもなんとなくだが解るし。あれが終わってて、その位経ってるんだろうなってのが解るくらいの世界。空想科学の要素もちゃんとあり、技術はどうなっているのかよく解らんところがありましたが、空想科学故、その辺は仕方ないね。未来人しか解らんですからね。

 

結論としては、面白かったですよ。ちょっと胃もたれしそうになるくらいのボリュームでしたが、とても楽しく読ませていただきました。読了感はまだまだ続きそうねって感じです。未来のお話も書けるんだろうが、それ以上のイベントは起こしづらいと思います。あれ以上にイベントは必要ないでしょう。良い引き際だと思います。

 

完結してるってのが良いですよね。なんだかんだ言いつつも、完結しているって所が良いですよ。まだかなまだかなってのが無いですからね。おススメしてくれた人には感謝です。面白い作品でした。まあ私の感想からでは面白さが解らんとは思いますが。

 

何と言いますか、地球人ってそういう感じってのがね。解りみが深い。多分やるんだろうなってのがね。日本人はその時代でもそうなのかってのは有るし、なんか最近話題のコオロギも出てきたし。食べ物ではなかったけどね。なんか謎にジャストミートしてしまってどうしようかって感じですよ。

 

今回はこんな所で。おススメされた作品は読みますよ。時間はかかるけどね。私の読む速度を甘く見て貰っては困るな。遅いんだよなあ。うつ病になる前の半分以下の速度でしか読めないんだよなあ。何でか知らんけど。まあそうなってしまったんだからそれでいいじゃんって感じですかねえ。

 

SFも面白いんだけど、ピンと来るタイトルが無くてですね。読んだら面白いんだろうとは思うんだけど、なかなか手が出ないんですよね。結局はハイファンタジーに落ち着くと言いますか。恋愛ものは読めない可能性しかないので、時代の流れには逆らっていくしかないんですがね。糖分は控えめで。そんな恋愛ものがあるとは思えんのです。

 

個人的には1話当たり2000から3000字が読みやすいですかねえ。今書いているのもそんな感じだし。隙間時間に読めるって感じのものが読みやすい。1話で消費するカロリーが少ない方が好みではあります。がっつり系の物はちょっと胃もたれしそう。食は太い方なんだけど、小説はそんな感じ。

 

ここまで読んでくれてありがとうございます。後2作品残っているので、そっちも読み進めていかないといけないですね。とりあえずは読んでいきましょう。合わなければそれはそれで報告をさせていただきます。作品との出会いは一期一会ですからねえ。その時に読んでおけばよかったねってならない様にしたいものです。次回もよろしくお願いします。

年齢が合ってたのも一つの要因なんだろうとは思います。